ボールペン「ご主人様と出会ったのは、2年半ほど前でしょうか」
ボールペン「町はずれの文房具屋で、買い手もつかないまま店頭に並んでいた頃」
ボールペン「隣の赤ペンさんや青ペンさんはどんどん買われていくのに」
ボールペン「私を買ってくれる人はなかなか現れなくて」
ボールペン「入荷したら早いうちに売れる黒ペンさんがうらやましくてたまらなかったあの頃」
ボールペン「真新しい制服に身を包んで」
ボールペン「四角のはっきりしたスクールバッグをしょったご主人様がやってきて」
ボールペン「黒ペンさん、赤ペンさん、青ペンさんと一緒に」
ボールペン「私も一緒に買ってくれましたね」
2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2014/01/26(日) 16:41:01.05 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「お店で買われていくみんなを見て」
ボールペン「私もいつか、いいご主人様に巡り合いたい」
ボールペン「お役に立ちたいと思っていました」
ボールペン「でもようやく」
ボールペン「抱き続けてきた夢が」
ボールペン「やっと叶いました」
ボールペン「試し書きだけで私の人生が終わるんじゃないんだって」
ボールペン「とっても嬉しかったんですよ?」
3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2014/01/26(日) 16:41:57.82 ID:IWjlKa/n0
ボールペン「でも」
ボールペン「学校の授業で黒板にチョークで字を書くときは」
ボールペン「白、黄、赤の3色までしか使わない先生が多くて」
ボールペン「私の出番はなかなかありませんでした」
ボールペン「筆箱の中からご主人様のお役に立っている赤ペンさんたちを見て」
ボールペン「あんな風にお役に立てればなぁって思ってました」
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